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太平区 (台中市)[たいへいく]
太平区(たいへいく)は、台湾台中市の市轄区。 ==地理==
==歴史== 太平区の旧名は「鳥松頭」、「鳥榕頭」、「鳥銃頭」、「蔗種頭」などが伝わっている。その由来としては数々の説があるが、いずれも明確な証拠が無く諸説紛々の状態が継続している。「太平」の由来は太平林家が曽三汀山に物見櫓を設置し、入植者を保護したことから「太平」と命名された説と、日清戦争後に日本軍が駐留すると各地で日本統治に反対する勢力との衝突が続いたが、この地に至った時は何ら抵抗を受けることが無かったので「太平」となったという説がある。 1895年、太平は現在の台中市中区、東区、南区全域、西区、北区、烏日区の一部と併せて「藍興堡」と称され、1895年以前は「台湾府台湾県藍興堡」と称されていた。下関条約により日本に割譲されると、1896年に台中縣台中弁務署藍興堡と、続いて1901年に台中庁藍興堡に改称された。1920年の地方行政区の改正で台中州大屯郡と改称されると同時に太を大に改めた和風庄名大平庄(おおたいら-しょう〔「州、廳ノ位置、管轄區域及郡市ノ名稱、位置、管轄區域」大正九年八月十日、臺灣總督府令第四十七號〕)が誕生し、1945年の終戦により台中県大屯区太平郷、1950年に台中県太平郷と改称された。1996年、市制が施行され「太平市」が誕生した。2010年12月25日の台中県市合併、直轄市昇格に伴い太平区と改称され現在に至っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「太平区 (台中市)」の詳細全文を読む
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